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バンコクを経由してホーチミンシティについたのが夜。乗り換えたり、空港でだいぶ待たされたりでぐったり。それでも、深夜遅く、フォー食べに行く。これぞ、旅のパワーだな。 フォーがうますぎて、テンションあがってからホテルかえってひとしきりはしゃいだあと就寝。 ベトナム1日目の夢で、友人が必死にピーター・ラビットの絵の練習をしていて、あたしはトータス松本にこれからの生き方について、ダメだしをうけてました。 次ぎの日は日本の10培くらいは甘いバナナとパイナップルをあさごはんにして、聖マリア教会まで散歩。そこだけ切り取れば、まさにフランス。教会のなかでともだちと家族にエアメールを書く。 ホテルのまわりはフランスの影響をばっちりうけた建物が多くて、色の使い方とか、看板のデザインとかがすごくかわいい。街のいたるとこにあるオープンカフェもおいしいフランスパンも、なんだかうまくとけあってる。何をするでもなくオープンカフェでぼやーっとしてるだけでも、パリに行った気分。パリに行ったことはないが。笠をかぶって天秤をもったおばちゃんが前を通ると、おお、そう、ここはベトナム。と思う。不思議な感覚。 ベトナムで何をしておったかというと、ひたすらベトナム料理食べたり、マーケットで値切り倒したり、散歩したり、バイクの大群をかわして横断歩道を渡る術を身につけたり、フルーツ食べまくったり、街角のベーカリーでパン買って公園で食べたり、ベトナムコーヒー飲んで、ここでもぐだぐだしたりしてました。 ホーチミンはすごく小さな街で、ちょっと違う所にもいってみたくなったのでサイゴン川の向こうに船で渡ってみました。サイゴン川を渡る連絡船の船着き場まで、タクシーにのったら、全然違うところにつれていかれて、片言の英語でブチ切れまくるあたしにともだちがばかうけして、てんやわんや。 サイゴン川の向こうは庶民の生活丸見えでした。 川の向こうに見える高級ホテルとかがすぐ近くなのにすごく遠かった。 街の中心を少しはなれたり、路地を入ったりすると、パリなんて吹っ飛んだ。 これぞ、ベトナムというかなんというか。 混沌とした、むわぁーっとしたザ・アジアの活気健在。 一言で言えば、ホーチミンは最強でした。車よりも、ノーヘルふたりのりのバイクが多すぎて、 何をするでもなく、街でたむろってる大人が多すぎて、深夜でも、そこら中で街角に座椅子をだして井戸端会議が開かれてて、時間がゆっくり流れてて、なんでもありのようで、なんでもありじゃ ない。気持ちが大きくなって、あたしの心配ごとなんか、ベトナムの風にのっていまごろ南シナ海にただよってる気がしたよ。
by ma7co
| 2005-09-19 23:24
| たびたび。
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